コミュニティ開発一日講座 in 一宮 2018年8月15日(水)
このコミュニティ開発一日講座は、青年海外協力隊や国際協力NGOのフィールドワーカーを目指す人、あるいはすでに派遣が決まっている人を意識した、準備講座の位置づけです。派遣経験のある方には、復習として有効です。コミュニティ開発・村落開発の現場で重要な考え方や、方法論を紹介します。最も重要と思われるトピックのみに絞り込み、一日でまとめます。人の森国際協力カレッジの中では入門編的な講座です。
講師は長年、青年海外協力隊の補完研修の講師や、日本福祉大学開発系の大学院客員教授を務める野田直人が担当します。教材には、『地域コミュニティ開発 参加型開発・コミュニティの社会経済 (国際協力の教科書シリーズ5) 』を用います。当日配布しますので事前購入の必要はありません。
受講希望の方は、こちらのフォーム(スマホにも対応)に記入して、送信してください。以下のQRコードからも申し込みフォームに飛ぶことができます。
フォームへの記入が難しい場合はPCなどでこちらのMSワードファイルの受講申込書をダウンロードして、メールに添付するかFAXにてお申し込みください。
なお、8月16日(木)には「機会均等を保障した統合型研修による参加型地域開発と資源管理 PRRIE講座」を実施しますので、こちらも併せて受講ください。
9月15日(土)には、コミュニティ開発一日講座 in 東京を実施します。東京の講座は会場の都合で講義時間が若干短くなります。
国際機関や開発コンサルタント、青年海外協力隊(特に村落開発・コミュニティ開発)やNGOなど、開発の仕事を目指す人。国際協力機関、開発コンサルタントやNGOなどで働いている人など。講義の分野としては参加型開発、地域開発、などですが、受講には特定の専門分野の知識は必要ありません。 朝9時に開始し、夕方18時まで、できるだけ多くの内容を学ぶ講座です。特定の団体やグループ向けに特設講座を組むことも可能ですので、お問い合わせください。他の日程をご希望の方も、開催の可能性を検討しますのでご連絡ください。連絡先はです。遠方あるいは海外にお住まいで、Skypeを使った受講を希望される方は、へお問い合わせください。 日程: 2018年8月15日(水) 9:00AM ‐ 18:00PM 場所: 有限会社人の森事務所(人の森ハウス) 愛知県一宮市北園通3-20(Google Mapを参照) 定員:16名(残席14名) 受講料: 8,100円(消費税込み)。フルタイムの学生及び現在無職で国際協力業界での求職中の方4,050円(消費税込み) 受講希望の方は、こちらのフォーム(スマホにも対応)に記入して、送信してください。以下のQRコードからも申し込みフォームに飛ぶことができます。 フォームへの記入が難しい場合はPCなどでこちらのMSワードファイルの受講申込書をダウンロードして、メールに添付するかFAXにてお申し込みください。 申込締切: 講座前日まで 教材には、『地域コミュニティ開発 参加型開発・コミュニティの社会経済 (国際協力の教科書シリーズ5) 』を使います。当日配布いたしますので、事前の購入は不要です。 講座は参加型開発の考え方など、概論的なことから入り、PRAなど代表的なアプローチの説明、プロジェクトの計画性と仮説のマネージメント、複数のJICAプロジェクトで採用されている方法論の解説、地域開発の社会的な側面、重要な経済学的な概念の実務的応用を概観します。 以下に時間割を掲載しますが、あくまで目安です。受講者の理解の進行具合により、時間の調節を行います。講座の対象者
日程と場所、受講料など
申込方法
使用するテキスト
講座の構成と時間割
時間 | 内容 |
---|---|
9:00-9:15 | 受付 |
9:15-10:30 | コミュニティとは 参加型開発の意味と地域住民の主体性 |
10:30-12:00 | プロジェクトの計画性と仮説のマネージメント |
12:00-13:00 | 昼食・昼休み |
14:00-15:30 | ファシリテーションとマス・アプローチ |
15:30-16:30 | 村落開発における社会的側面 |
16:30-18:00 | 村落開発における経済学的側面 |
講師紹介
講師: 野田直人
国際協力分野における参加型開発の草分け的な実践者、開発ワーカー。
三重大学農学部卒業。メルボルン大学農林学部修士課程終了。
ロンドン大学インペリアルカレッジ開発学修士コース中退。
ホンジュラス、ネパールで青年海外協力隊員として勤務した後、主にJICAの専門家として、ペルー、ボリビア、ケニア、タンザニア、セネガル、マラウイ、ミャンマー、マダガスカルなどで勤務。
2005年に開発協力の経験を伝えることを目的のひとつに、有限会社人の森を設立。また日本福祉大学国際社会開発科(大学院)の客員教授を務める。
1997年から「国際開発メーリングリスト」を主催(現在はFacebookグループに移行)。さらにメールマガジン「国際協力マガジン」を創刊。編集長。
著書に「タンザナイト」(風土社)、「開発フィールドワーカー」(築地書館)、「小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳」(有限会社人の森)など。共著書に「国際協力の仕事」(アルク)、「続入門社会開発」(国際開発ジャーナル社)、「参加型開発の再検討」(アジア経済研究所)「共生社会への課題」(唯学書房)など。監訳書に「参加型開発と国際協力」「参加型ワークショップ入門」「開発の思想と行動」(明石書店)など。その他開発関連雑誌への寄稿、セミナーの講師など経験多数。(野田直人アマゾンの著者ページ)
人の森事務所(人の森ハウス)へのアクセス
最寄駅はJR東海道線尾張一宮駅あるいは名鉄本線名鉄一宮駅です。遠方からおいでになる方は、名古屋駅でJR東海道線の岐阜方面行きが便利です。快速だと一駅10分強です。中部国際空港からは、岐阜行きの特急で一本、1時間弱です。
一宮駅から人の森事務所へは南東方向へ徒歩10分強です。裁判所と一宮高校をつなぐ北園通沿いにあります。「うどん市」といううどん屋さんの正面です。
一宮市内での宿泊-前日に一宮市まで来られる方へ
一宮駅周辺にビジネスホテルが多くあります。一宮市内のホテルはこちらをご覧ください。掲載のあるホテルの内「サカイ」以外は人の森ハウスまで歩ける距離です。
数名でしたら、人の森ハウスでの宿泊も可能です。希望される方は受講申し込みの時にご連絡ください。講座前日からの宿泊も可能です。キッチンや風呂もあります。この場合、布団代と光熱費として2,000円をお支払いください。布団の数に限りがありますので、早い者勝ちです。トイレは男女別ですが、風呂は共用(混浴ではありません)、寝室は男女を分けるのは襖一枚ですので、予めご了承ください。