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「機会均等を保証した統合型研修による参加型地域開発と資源管理」PRRIE講座 2018年8月16日(木)

PRRIEは「機会均等を保証した統合型研修による参加型地域開発と資源管理」を意味する 'Participatory Development and Resource Management by Integrated Training for Equal Opportunity' の略です。PRRIEは2018年現在までに3つのJICAプロジェクトで採用され、多くの青年海外協力隊員も参加しています。またJICAが実施する国内研修などでも途上国からの研修員に紹介されている、研修実施をメインにした参加型の地域開発アプローチです。

PRRIEは機会均等を徹底した、地域での研修実施を通して地域住民の学ぶ意欲、物事を行う意欲を高めるアプローチです。費用対効果が高く、広域を対象とした実施にも向いています。

このPRRIE講座では、PRRIEの考案者であり、PRRIEを用いたJICAのプロジェクトで指導的な役割を果たした野田直人が講師を務めます。

受講希望の方は、こちらのフォーム(スマホにも対応)に記入して、送信してください。以下のQRコードからも申し込みフォームに飛ぶことができます。

申込フォーム

フォームへの記入が難しい場合はPCなどでこちらのMSワードファイルの受講申込書をダウンロードして、メールに添付にてお申し込みください。

なお、前日8月15日には「コミュニティ開発一日講座」を実施しますので、こちらも併せて受講ください。

現在PRRIEに興味のある方の意見交換の場としてPRRIE研究会を設けております。興味のある方は是非ご覧ください。

講座の対象者

現在国際協力機関、開発コンサルタントやNGOなどで働いている人。国際機関や開発コンサルタント、青年海外協力隊(特に村落開発・コミュニティ開発)やNGOなど、開発の仕事を目指す人など。

特に農業をはじめとする第一次産業・環境・保健衛生などに関連する普及事業に関わる人にお勧めです。

日程と場所、受講料など

朝9時半に開始し、昼食をはさみ午後17時までの講座です。

特定の団体やグループ向けに特設講座を組むことも可能ですので、お問い合わせください。他の日程をご希望の方も、開催の可能性を検討しますのでご連絡ください。連絡先は です。遠方あるいは海外にお住まいで、Skypeを使った受講を希望される方は、へお問い合わせください。

日程:2018年8月16日(木) 9:30AM ‐ 17:00PM

場所: 有限会社人の森事務所(人の森ハウス) 愛知県一宮市北園通3-20(Google Mapを参照

定員:16名(残席14名)

受講料: 8,100円(消費税込み)。フルタイムの学生及び現在無職で国際協力業界での求職中の方4,050円(消費税込み)申込方法

受講希望の方は、こちらのフォーム(スマホにも対応)に記入して、送信してください。以下のQRコードからも申し込みフォームに飛ぶことができます。

申込フォーム

フォームへの記入が難しい場合はPCなどでこちらのMSワードファイルの受講申込書をダウンロードして、メールに添付にてお申し込みください。

申込締切: 講座前日まで

使用するテキスト

教材には、「機会均等の研修実施によるコミュニティ開発 PRRIEアプローチの基礎と実践 (国際協力の教科書シリーズ4) 」を使用します。当日配布いたしますので、事前購入は不要です。

講座の構成

PRRIEの理論・原則論と、実際のプロジェクトでの実例を紹介します。またPRRIEの実施に必要な体制づくり、PRRIEが向いているケースを紹介します。

講師紹介

講師: 野田直人(右写真は2006年のもの)

国際協力分野における参加型開発の草分け的な実践者、開発ワーカー。
三重大学農学部卒業。メルボルン大学農林学部修士課程終了。
ロンドン大学インペリアルカレッジ開発学修士コース中退。

ホンジュラス、ネパールで青年海外協力隊員として勤務した後、主にJICAの専門家として、ペルー、ボリビア、ケニア、タンザニア、セネガル、マラウイ、ミャンマー、マダガスカルなどで勤務。

2005年に開発協力の経験を伝えることを目的のひとつに、有限会社人の森を設立。また日本福祉大学国際社会開発科(大学院)の客員教授を務める。

1997年から「国際開発メーリングリスト」を主催。開発協力分野におけるオピニオン・リーダーの一人と目されるようになる。さらにメールマガジン「国際協力マガジン」を創刊。編集長。

著書に「タンザナイト」(風土社)、「開発フィールドワーカー」(築地書館)、「小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳」(有限会社人の森)など。共著書に「国際協力の仕事」(アルク)、「続入門社会開発」(国際開発ジャーナル社)、「参加型開発の再検討」(アジア経済研究所)「共生社会への課題」(唯学書房)など。監訳書に「参加型開発と国際協力」「参加型ワークショップ入門」「開発の思想と行動」(明石書店)など。その他開発関連雑誌への寄稿、セミナーの講師など経験多数。(野田直人アマゾンの著者ページ

人の森事務所(人の森ハウス)へのアクセス

最寄駅はJR東海道線尾張一宮駅あるいは名鉄本線名鉄一宮駅です。遠方からおいでになる方は、名古屋駅でJR東海道線の岐阜方面行きが便利です。快速だと一駅10分強です。中部国際空港からは、岐阜行きの特急で一本、1時間弱です。

一宮駅から人の森事務所へは南東方向へ徒歩10分強です。裁判所と一宮高校をつなぐ北園通沿いにあります。「うどん市」といううどん屋さんの正面です。

一宮市内での宿泊-前日に一宮市まで来られる方へ

一宮駅周辺にビジネスホテルが多くあります。一宮市内のホテルはこちらをご覧ください。掲載のあるホテルの内「サカイ」以外は人の森ハウスまで歩ける距離です。

数名でしたら、人の森ハウスでの宿泊も講座前日から可能です。キッチンや風呂もあります。この場合、布団代と光熱費として2,000円をお支払いください。布団の数に限りがありますので、早い者勝ちです。トイレは男女別ですが、風呂は共用(混浴ではありません)(近くに銭湯もあります)、寝室は男女を分けるのは襖一枚ですので、予めご了承ください。

国際協力事業ホームページ 有限会社人の森