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論文の書き方講座- パラグラフ・ライティングの基礎とアウトラインによる効率アップ

アカデミック・ライティングにおいては、アウトラインで論文の全体構造を作り、パラグラフ・ライティングによって細部を作り込むことが求められています。アウトラインとパラグラフ・ライティングの作法・スキルを身に付けると、論文は筋が通った読みやすく、説得性が高いものになるほか、執筆の作業効率も向上します。

特に欧米においてはパラグラフ・ライティング等のスキルは、論文を書く前提とされており、パラグラフ・ライティングの知識がない日本人が書く論文は往々にして「わかりにくい」と評されています。この機会に英語論文でも通用するスキルの基礎を身に付けましょう。

この講座は、有限会社人の森が 日本福祉大学大学院国際社会開発研究科の日本スクーリングに合わせて独自に開催するものですが、有料講座であり、日本福祉大学大学院国際社会開発研究科の正規科目ではなく、単位認定も行われませんのでご注意ください。

他一般向け講座同様に、日本福祉大学大学院国際社会開発研究科の学生以外の方も受講できます。

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講座の対象者

修士論文など、調査研究を伴う論文やレポートを書く予定のある方。国際協力機関、開発コンサルタントやNGOなどで働いている人。国際機関や開発コンサルタント、青年海外協力隊など、開発の仕事を目指す人や大学生・大学院生。専門分野は問いません。海外の大学・大学院への留学経験のない方に、特にお勧めします。

日程と場所、受講料など

実施場所が愛知県ですから、関東・関西などからの参加者の移動時間を考えた時間が設定してあります。特定の団体やグループ向けに特設講座を組むことも可能ですので、お問い合わせください。他の日程をご希望の方も、開催の可能性を検討しますのでご連絡ください。連絡先はです。

日程: 2日間実施しますが、両日とも内容は同じです。どちらか一日を選択ください。10月5日は1時間早い開始です。ご注意ください。
2018年10月4日(木) 10:00AM ‐ 18:00PM
2018年10月5日(金) 9:00AM ‐ 17:00PM

募集期間: 2018年10月3日(水)まで

定員: 両日とも12名

最低催行人数: 両日とも1名から実施します(両日とも実施が確定しました)

場所: 有限会社人の森事務所(人の森ハウス) 愛知県一宮市北園通3-20(Google Mapを参照

受講料: 8,000円(消費税込み)。当日現金でお支払いください。

使用するテキスト

この講座では、以前この講座で使用していたテキストを基に作成・出版した教科書「小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳」を使用して講義を行います。(テキストの詳細はアマゾンで確認できます。)テキスト(「小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳」)をお持ちでない方は、当日1冊900円(消費税込み)で購入下さい。

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講座の構成と時間割

多くの時間をレポート・ライティングのスキル向上にあてます。レポート全体の構成の考え方、レポートや小論文を書く場合に重要なパラグラフやアウトラインの概念を集中して講義・トレーニングします。また、レポートを書く場合に便利なマイクロソフトWORDの機能も併せて紹介します。

以下に時間割を掲載しますが、あくまで目安です。受講者の理解の進行具合により、時間の調節を行います。5日は1時間後にずれます。

時間 内容
1日目
10:00-10:30 受付
10:30-12:00 論文・レポートの文章構造とパラグラフ
12:00-13:00 昼食・昼休み
13:00-14:00 パラグラフ・ライティング
14:00-16:00 アウトラインとマイクロソフトWORDの利用法
16:00-18:00 アウトラインから研究計画へ
18:30- 懇親会(希望者のみ)実費が必要です

講師紹介

講師: 野田直人

国際協力分野における参加型開発の草分け的な実践者、開発ワーカー。
三重大学農学部卒業。メルボルン大学農林学部修士課程終了。
ロンドン大学インペリアルカレッジ開発学修士コース中退。

ホンジュラス、ネパールで青年海外協力隊員として勤務した後、主にJICAの専門家として、ペルー、ボリビア、ケニア、タンザニア、セネガル、マラウイ、ミャンマー、マダガスカルなどで勤務。

2005年に開発協力の経験を伝えることを目的のひとつに、有限会社人の森を設立。また日本福祉大学国際社会開発科(大学院)の客員教授を務める。

1997年から「国際開発メーリングリスト」を主催。開発協力分野におけるオピニオン・リーダーの一人と目されるようになる。さらにメールマガジン「国際協力マガジン」を創刊。編集長。

著書に「タンザナイト」(風土社)、「開発フィールドワーカー」(築地書館)、「小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳」(有限会社人の森)など。共著書に「国際協力の仕事」(アルク)、「続入門社会開発」(国際開発ジャーナル社)、「参加型開発の再検討」(アジア経済研究所)「共生社会への課題」(唯学書房)など。監訳書に「参加型開発と国際協力」「参加型ワークショップ入門」「開発の思想と行動」(明石書店)など。その他開発関連雑誌への寄稿、セミナーの講師など経験多数。

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人の森事務所(人の森ハウス)へのアクセス

最寄駅はJR東海道線尾張一宮駅あるいは名鉄本線名鉄一宮駅です。遠方からおいでになる方は、名古屋駅でJR東海道線の岐阜方面行きが便利です。快速だと一駅10分強です。中部国際空港からは、岐阜行きの特急で一本、1時間弱です。

一宮駅から人の森事務所へは南東方向へ徒歩10分強です。裁判所と一宮高校をつなぐ北園通沿いにあります。「うどん市」といううどん屋さんの正面です。

一宮市内での宿泊

一宮駅周辺にビジネスホテルが多くあります。一宮市内のホテルはこちらをご覧ください。掲載のあるホテルの内「サカイ」以外は人の森ハウスまで歩ける距離です。

数名でしたら、人の森ハウスでの宿泊も可能です。キッチンや風呂もあります。この場合、布団代と光熱費として2,000円をお支払いください。布団の数に限りがありますので、早い者勝ちです。トイレは男女別ですが、風呂は共用(混浴ではありません)、寝室は男女を分けるのは襖一枚ですので、予めご了承ください。

国際協力事業ホームページ 有限会社人の森