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人とコミュニケーション・マネージメント講座

2013年2/23(土)、24(日) 於:東京浅草(浅草駅)
募集定員 30名以下

【人とコミュニケーション・マネージメント講座】参加者の声:
「気付き、アイデア、後押し…いろいろいただきました。」
「マネジメントができる構造まで落としこまないと工夫ができないことに、ハッとした。Line of order の話は、自身の組織において多くの気づきをもたらしてくれた。」
「ケーススタディが多く含まれていて、非常に分かりやすく勉強になりました。」
「我々が各組織に戻って研修で得たことをフィードバックしていくことが重要だと認識しています。」

講座の概要

内容:会議の運営の仕方や、文書化の方法、ファイリング、コミュニケーション・チャンネルの組み立て方、スタッフのやる気の出し方など、実務に必要な基礎的なスキルをマスターするための講座です。

プロジェクトは計画立案や評価にばかり関心が集まりますが、実際のプロジェクト運営で欠かせないのが関係者の間の情報の共有、コミュニケーション、そしてスタッフの参加の意識です。こうしたものは、ただ単に計画通りプロジェクトを推し進めようとするだけではなかなかうまく行きません。

基本を押さえ、さらに工夫を積み重ねることによって、プロジェクトの中の風通しは良くなり、意思の疎通が図られ、またメンバーの意欲も高くなります。

外部からプロジェクトを見る場合にも、コミュニケーションや情報提供がしっかりしていれば、アカウンタビリティも高まり、おのずとプロジェクトの評価も高くなります。

この講座では企業のマネージメントでも取り入れられているコミュニケーション・マネージメント、人的資源マネージメントの考え方の導入から入り、実際の開発協力プロジェクトでの会議の実施、ファイリングのコツ、さらには情報発信の方法の基礎などを学びます。

対象者

  • 国際協力の分野でのプロジェクトや現地事務所の運営にかかわる人・かかわろうとする人。
  • 様々なバックグランドを持つ人と新たにメンバーを組んで、うまくプロジェクトを運営したいと考えている方
  • NGOの職員、青年海外協力隊などで今後国際協力の仕事をしていきたい人
      などにお勧めです。

1日目の研修終了後には、懇親会も実施する予定です。さまざまなバックグラウンドをお持ちの方同士、気軽に参加可能です。これまでの講座でも毎回開催し、好評の懇親会ですので、ぜひご参加ください。(飲食費実費)。

期待される研修効果

1.人や組織の運営で要となる「人とコミュニケーション」スキル。会議の運営の仕方や、文書化の方法、ファイリング、コミュニケーション・チャンネルの組み立て方、スタッフのやる気の出し方など、実務に必要な基礎的な知識を得る。

2.実例の分析を通じ、上述の基礎知識の応用力を養う。

3.これまでの経験を振り返り、今後に向け、プロジェクトを円滑に運営するための人とコミュニケーションマネジメントの方法を組み立てる能力を伸ばす。

日時

2013年2月23日(土)から24日(日)
 9:30-16:45 (一日目 受付9:30 - 10:00)

会場

東京都立産業貿易センター台東館 B会議室(浅草駅近く)
 地図・会場までの交通機関はこちら

受講料

受講料は18,900円(税込)です。銀行振り込みか、クレジットカードでのお支払いを選択していただけます。直前のお申し込みや海外からのお申込みで、事前の支払いが困難な場合には、当日会場でのお支払いも受け付けております。

受講申し込み

受講申込書(MSワードファイル)をダウンロードして記入のうえ、メールに添付するか、FAXしてください。ダウンロードできない、あるいはMSワードが開けない場合は、有限会社人の森 (0586-72-5445)へご連絡ください。

人とコミュニケーション・マネージメント講座の位置づけ

 組織やプロジェクト内部のコミュニケーション・人的マネージメントをスムースにするためのベーシック・スキルに加え、実際の開発協力プロジェクトにおける実践の知恵を学びます。

研修日程(案)

日程や講座内容は随時見直しを行っています。最終的なコンテンツ・時間配分などは予定から変更されることがあり得ますので、ご了承ください。

1日目

時間

コンテンツ

詳細

9:30-10:00

受付  

10:00-10:15

はじめに:
(1)本講座の目的

(2)基本方針とルール

・研修参加の目的
・「知識を学ぶ、智恵を掴む、心の糧を得る」by 田坂広志
・Pride Card

10:15-10:30

 

 

10:30-11:30

 

情報共有の目的とは?

 

 

第一部 組織を動かす

人的資源マネージメント

~実施段階でできること

(1)共通目的・行動指針の再確認

(2)ルールの明確化
(3)プロジェクト構成員の役割と見える化

(4)チームを作る+やる気をださせる工夫
(5)インセンティブは何か?

・グループディスカッション
コミュニケーションがうまくいかず、困った事例(できれば仕事上)を挙げてみよう!

事例紹介1:民間企業の事例  
事例紹介2. 外国人を支援する、あるNPO法人の場合
事例紹介 3: 教育の現場での改革
RAM(Responsibility Assignment Matrix)
+プロジェクトメンバーの視覚化


ミニエクササイズ:ホメホメ エクササイズ・

11:30-11:45

休憩

 

11:45-12:30

第二部 コミュニケーション・マネージメント
(1)コミュニケーション プランニング

(2)ステークホルダーの抽出と再確認

(3)目的確認

(4)メディア・頻度・形式の選択

 

 

 

エクササイズ1:関与の和
Personal/Group Work

失敗事例のコミュニケーションチャンネルを絵にしてみよう

事例:とある青年海外協力隊が経験した、プロジェクトの思わぬ反対者とは?

12:30-13:30

ランチタイム &自己紹介

台東館8階にレストランがあります。参加可能な方は、ぜひ一緒に食事をしながら、もう少し時間をとった形での自己紹介を行いたいと思います。

13:30-16:45

(5)意思決定のプロセスづくり

(6)会議のマネージメント

  • 会議の役割
  • 会議の種類とメンバーシップ
  • 会議の事務局
  • 議事録の作成と配布
  • JICAなどの場合

(7)インフォーマルなコミュニケーションのしかけづくり

(8)コミュンケーション・レイアウト

エクササイズ1(続き):関与の和(改善点を考えてみよう

 

ケーススタディ 1: グループディスカッション:

なんでこうなるの?会議で大失敗

 

アフリカA国地域開発・環境保全プロジェクト準備会議の事例

 

2日目

時間

コンテンツ

詳細

9:30-10:30

1.プロジェクトにおける工夫

(1)プロジェクトにおけるステークホルダー

(2)プロジェクト内部のコミュニケーション改善と参加意識

(3)上方へのアカウンタビリティ確保

(4)受益者へのコミュニケーション

(5)プロジェクト外へのアピール

10:30-11:15

2.アドミニ文書の管理

(1)ファイリングと記録

(2)文書発出・受入れの記録

(3)戦略的な文書発信

(4)文書の回覧、(5)ルール作り

11:15-12:00

3.プロジェクト活動の文書化

(1)義務の報告と任意の報告

(2)ドキュメントの戦略的利用

(3)ワーキングペーパーの作成方法

(4)ニューズレターの作成方法、(5)その他のドキュメンテーション

12:00-13:00

昼休み

 

13:00-14:30

4.ロールプレイ

アフリカ 村落振興・チーフアドバイザーとして赴任したあなた さぁどうする?

14:30-15:15

5.プロジェクト・スタッフの内部化

(1)Line of order、(2)外部者の内部化

(3)外部委託のあり方、(4)不足するスタッフの雇用

15:15-16:00

6.プロジェクト内規の整備

(1)日本人間のルールの明確化

(2)プロジェクト内部のルールの明確化

(3)ルールとの整合性、(4)プロジェクト外の会議

16:00-16:30 7.実践!
戦略的なコミュニケーション・マネジメントを組み立てよう!

総合演習
あるプロジェクトのコミュニケーション・マネジメントを組み立てる

ディスカッション

16:30-16:45

8.アンケート

 

※2日目は受付時間を必要としないため、1日目より30分早く9:30から講義を開始しますので、ご留意ください。

受講キャンセルの場合、受講料はお返しします

ご都合により受講が困難になった場合にはなるべくお早めに当社へご連絡ください。送金手数料当社負担にて受講料は全額払い戻しをいたします。ご希望があれば、当社主催の他の講座の受講料への振り替えも可能です。キャンセルのお申し出をされるときに、ご希望をお伝えください。

当日急用・急病などで全日程をキャンセルせざるをえなくなった場合には、受講料お振込みの際に当社から連絡します「受講料振込み確認書」に記された講師の携帯電話等へご連絡ください。当日キャンセルの場合も受講料をお返しいたします。

内容が役に立たなかったら受講料を全額返金します

受講をしてみたけれども、自分のニーズとは違っていた、内容が期待外れだった、難しすぎて理解できなかった、逆に簡単すぎて役に立たなかったなど、受講の価値がなかったと判断された受講者の方には、送金手数料当社負担にて受講料は全額払い戻しをいたします。受講終了日から1週間以内に払い戻しを希望される旨を当社までご連絡ください。なお、受講料の払い戻しは銀行振込をされた場合はご本人あるいは勤務先名義の銀行口座へ、クレジットカード払いの場合はクレジットカードへ返金いたします。

講師

 野田さえ子 国際協力コンサルタント・中小企業診断士
  詳しいプロフィールは、上のリンクからご覧ください。

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