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地域産品を活用したコミュニティ開発講座 2018年1月29日30日

地域産品を活用したコミュニティ開発講座では、一村一品プロジェクトなど、地域の産品の商品化と販売によるコミュニティ開発について学びます。付加価値の意味、マーケティングの基本、コミュニティ開発を成功させるための社会的条件など、実践的な内容です。

講師は長年途上国での地域振興に携わり、「開発フィールドワーカー」の著者としても知られる野田直人が担当します。

教材には、国際協力機構(JICA)の研修でも用いている資料に手を加えたオリジナルのテキスト『地域産品ビジネスによるコミュニティ開発 援助を行うための基礎知識 (国際協力の教科書シリーズ3) 』を用います。同日配布しますので、事前の購入は不要です。


受講希望の方は、こちらからMSワードファイルの受講申込書をダウンロードして、メールに添付するかFAXにてお申し込みください。

講座の対象者

国際機関や開発コンサルタント、青年海外協力隊(特に村落開発・コミュニティ開発)やNGOなど、開発の仕事を目指す人。国際協力機関、開発コンサルタントやNGOなどで働いている人など。特に一村一品プロジェクト、SHEPアプローチ(市場志向型農業)、フェアトレード商品の開発などに関する業務を行う人にお勧めです。

講義の分野としては産業開発・社会開発ですが、特に専門性がなくても受講できる内容です。

日程と場所、受講料など

初日は朝10時に開始し、夕方18時まで、2日目は朝9時から夕方17時まで、できるだけ多くの内容を学ぶ講座です。特定の団体やグループ向けに特設講座を組むことも可能ですので、お問い合わせください。他の日程をご希望の方も、開催の可能性を検討しますのでご連絡ください。連絡先はです。

日程: 2018年1月29日(月) 10:00AM ‐ 30日(火) 17:00PM

募集期間: 2018年1月26日(金)まで(間に合わない方は直前でも連絡ください)

場所: 有限会社人の森事務所(人の森ハウス) 愛知県一宮市北園通3-20(Google Mapを参照

定員:12名

受講料: 16,200円(消費税込み)。

講座の構成と時間割

講座はできる限り実際の例を用いて、マーケティングなどの概念を説明していきます。 日本の一村一品と海外で行われている一村一品プロジェクトの違いにも光を当て、検証を行います。

以下にカリキュラム案を掲載します。

時間 内容
1日目
10:00-10:30 受付
10:30-12:00 売れる商品をどのように見つけるか
12:00-13:00 マーケティングの基本
13:00-14:00 昼食
14:00-16:00 高付加価値化とは?
16:00-18:00 日本の事例 一村一品と徳島県上勝町「彩(いろどり)」の事例
18:30- 懇親会
2日目
9:00-10:30 商品の見つけ方
10:30-12:00 事業性の判断
12:00-13:00 昼食・昼休み
13:00-15:00 地域産品プロモーションの社会性
15:00-17:00 国際協力での地域産品プロモーションに不足するもの

講師紹介

講師: 野田直人(右写真は2006年のもの)

国際協力分野における参加型開発の草分け的な実践者、開発ワーカー。
三重大学農学部卒業。メルボルン大学農林学部修士課程終了。
ロンドン大学インペリアルカレッジ開発学修士コース中退。

ホンジュラス、ネパールで青年海外協力隊員として勤務した後、主にJICAの専門家として、ペルー、ボリビア、ケニア、タンザニア、セネガル、マラウイ、ミャンマー、マダガスカルなどで勤務。

2005年に開発協力の経験を伝えることを目的のひとつに、有限会社人の森を設立。また日本福祉大学国際社会開発科(大学院)の客員教授を務める。

1997年から「国際開発メーリングリスト」を主催。開発協力分野におけるオピニオン・リーダーの一人と目されるようになる。さらにメールマガジン「国際協力マガジン」を創刊。編集長。

著書に「タンザナイト」(風土社)、「開発フィールドワーカー」(築地書館)、「小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳」(有限会社人の森)など。共著書に「国際協力の仕事」(アルク)、「続入門社会開発」(国際開発ジャーナル社)、「参加型開発の再検討」(アジア経済研究所)「共生社会への課題」(唯学書房)など。監訳書に「参加型開発と国際協力」「参加型ワークショップ入門」「開発の思想と行動」(明石書店)など。その他開発関連雑誌への寄稿、セミナーの講師など経験多数。

受講希望の方は、こちらからMSワードファイルの受講申込書をダウンロードして、メールに添付するかFAXにてお申し込みください。

人の森事務所(人の森ハウス)へのアクセス

最寄駅はJR東海道線尾張一宮駅あるいは名鉄本線名鉄一宮駅です。遠方からおいでになる方は、名古屋駅でJR東海道線の岐阜方面行きが便利です。快速だと一駅10分強です。中部国際空港からは、岐阜行きの特急で一本、1時間弱です。

一宮駅から人の森事務所へは南東方向へ徒歩10分強です。裁判所と一宮高校をつなぐ北園通沿いにあります。「うどん市」といううどん屋さんの正面です。

一宮市内での宿泊-前日に一宮市まで来られる方へ

一宮駅周辺にビジネスホテルが多くあります。一宮市内のホテルはこちらをご覧ください。掲載のあるホテルの内「サカイ」以外は人の森ハウスまで歩ける距離です。

数名でしたら、人の森ハウスでの宿泊も可能です。キッチンや風呂もあります。この場合、布団代と光熱費として2,000円をお支払いください。前日からの宿泊も可能です。布団の数に限りがありますので、早い者勝ちです。トイレは男女別ですが、風呂は共用(混浴ではありません)(近くに銭湯もあります)、寝室は男女を分けるのは襖一枚ですので、予めご了承ください。

国際協力事業ホームページ 有限会社人の森