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人の森国際協力>>アーカイブス>人の森通信2010/09/10号

青年海外協力隊員からのメール

by 野田直人

6月にJICA駒ヶ根訓練所の訓練生の方たちの自主講座の講師をしましたが、現地 に赴任された参加者の方からメールをいただきました。以下に紹介したいと思い ます。国際協力が通常の社会・経済の動きや原則から切り離されたものではない ことに気付かれたようですね。

なお、ご本人の希望により匿名としています。

ご無沙汰しております。 6月に駒ヶ根訓練所で研修を受けさせていただきました。

あの講座の後、訓練所の方へは最低限の引継資料を残し、次の隊次のメンバーと つながりのある友人にも、講座に関する情報提供をしておいたのですが、今回訓 練所での研修は開催される予定はありますか。

私自身、先生の講座を聞いて以来、ビジネスセンスを磨く重要性や、社会起業等 への関心が高まり、関連書籍を読むようになりました。任地に持ってきた本同士 が、自然と数珠繋ぎのように関連付いていて、自分でも驚きます。また、このよ うな本からは、自分の活動デザインへのアイデアと、これから国際協力のキャリ アを積む上での勇気をもらっています。

村落開発で、途上国の人たちのお金儲け支援をするのに、今まで自分がいかに何 も知らなかったか、痛感させられる日々です。実はもともと2年間の協力隊活動 期間中、 SOASの通信教育でManaging Rural Developmentを受講する予定にしてい ましたが、 MBAを取るまでに至らなくても、MBA関連のModuleを勉強した方が有益 かもしれないとも考えています。

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