人の森国際協力>>アーカイブス>人の森通信2016/08/31-2号

 本の紹介
「ビジネス振興と経営 ビジネスセンスを磨こう」
野田 さえ子、吉川 典子、奥田 桐子 著

 

本書「ビジネス振興と経営 ビジネスセンスを磨こう」は、「開発フィールドワーカー改訂版」に続く国際協力の教科書シリーズ第二弾です。日本福祉大学大学院国際社会開発研究科の「国際開発ワーカー (支援者)のためのビジネスの基礎」のテキストにも指定されています。

「市場志向型」「マーケティング」「地場産業振興」「バリューチェーン構築」「中小企業振興」「収入創出活動」。多くの難しいコンセプトが飛び交う中、途上国の経済開発に携わる人向けに必須の17の視点を抽出し、ビジネス振興の教科書としてまとめました。各章は、事例、視点、演習の3部構成でなっています。実践的な討議、グループ学習にも最適です。

「E国は、アジアにある人口400万人ほどの国である。首都から400キロ離れた州都マウントヘブン市は風光明美で緑豊かなマウントヘブン山があり、スキーやハイキングなどの観光資源も多く、インバウンドの観光客も年間150万人と多い。果実、樹木、羊毛などが地域資源であり、これらの資源を加工したジャム、ドライフルーツ、手工芸品などの商品を生産している。この地域で、X国の国際NGO主導により、地域資源を活用した商品開発と輸出を通した女性の収入創出プロジェクトが実施されている。E国内では市場サイズが小さいと判断され、輸出を通して地域経済を活性化することをプロジェクトの目的に掲げている。」

こうした途上国のどこかで行われているような事例を元に、ビジネスセンスを磨くための視座を紹介しています。事例を読んだ後、そのプロジェクトでの課題を抽出し、課題解決のためのビジネス振興の視座の説明がされます。最後に、読者の身近な事例と結び付けて学びを引き出すディスカッション用の問が付されています。

「事例におけるE国の物流コストを効率化するために、具体的に何を調べ、どのように改善していくことが可能か、話し合ってみよう」といった具合です。17章を自ら考えていくことを通して、途上国の経済開発における「ビジネスセンス」を磨いていくことを目的とした本です。

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